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〒248-0005 鎌倉市雪ノ下1-9-21 トウセン鎌倉ビル2階

胃腸科

胃腸科とは

胃腸科

食べ物を口に入れてから消化・吸収そして排泄まで行う器官(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸など)すなわち消化管と、それに連なっている臓器(肝臓、胆嚢、膵臓など)を消化器系と呼びます。胃腸科では、これら消化管に生じた様々な症状について問診・検査を行い、胃腸の内部などに生じた炎症やポリープ、腫瘍の治療を行います。

当院では、必要に応じて胃カメラや大腸カメラによる検査を行うとともに、ポリープの切除なども手掛けております。胃の内部などにピロリ菌が見つかったときは、その除菌も行います。

消化器系には、それぞれの臓器ごとに多くの疾患があり、その中には命に関わる重篤なケースも存在します。手遅れにならないよう、胃腸科の専門医のもとで検査を受け、疾患ごとに適切な治療をお受けいただきます。さらには専門的な治療や手術が必要となるケースでは、専門病院をご紹介いたします。

胃腸科で扱う主な疾患

逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、胃癌、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、大腸癌、便秘など

逆流性食道炎

胃液や胃内で消化途中の食物が食道に逆流し、食道の粘膜が炎症を起こしてびらん(ただれ)などを生じる疾患です。食道と胃の接続部分には下部食道括約筋がありますので、通常は食道に胃液が逆流することを防いでくれます。しかし、加齢などによって筋力が低下してくると括約筋が緩み、胃の中の食べ物が食道に戻ってきてしまうのです。もともと日本人には少ない病気でしたが、食生活の変化などによって患者数が急増しています。

急性胃炎・慢性胃炎

急性胃炎は、お酒の飲みすぎやストレスなどによって胃の粘膜に炎症が起こり、急激にお腹の上部が痛んだり、吐き気をもよおしたりする病気です。ひどいときは出血を伴うこともあります。

通常は2、3日ほど消化しやすいものを食べて心と体を安静にしていれば、胃は回復します。しかし、胃の粘膜を荒らす生活を止めないと、炎症が収まらず長引き、慢性胃炎となります。ただし多くの慢性胃炎は後述のピロリ菌が原因であることが分かっています。

胃癌

胃癌は、胃粘膜の細胞が癌化して増殖する疾患であり、日本国内だけでも1年間に10万人以上が発症しています。但し、死亡率は次第に減少しており、早期発見・早期治療すれば9割以上が治癒します。
しかし、早期胃癌の多くはあまり自覚症状がないため、気づいたときは進行しているケースも少なくありません。リスク(年齢、家族歴、ピロリ菌感染の有無など)に応じて定期的に胃内視鏡検査を受け、手遅れにならないよう注意して下さい。

胃カメラについて

細長いチューブを鼻や口から挿入し、レンズを通して食道や胃、十二指腸の内部を観察する検査方法です。胃カメラ検査を定期的に受けておくことにより、胃癌などを早期に発見できる確率が飛躍的に高まります。口から挿入する経口内視鏡検査、鼻から挿入する経鼻内視鏡検査がありますが、当院では経口内視鏡検査のみ行っております。

なお、胃カメラによる検査を受けられる際には、検査前日の午後9時過ぎは飲食を控えるなど、幾つかの注意事項があります。詳しくは当院の窓口までご相談ください(お電話でも構いません)。

大腸カメラについて

胃カメラと同様の細長いチューブを肛門から挿入しレンズを通して直腸から盲腸までの炎症、ポリープ、癌などの病変を調べる検査です。他の検査では識別困難だった大腸内の色調変化や粘膜面の変化を画像にて把握することが出来るため、一般的に広く行われています。

大腸疾患の罹患率は40歳を超えるころから徐々に高まっていきます。血便や便通異常があれば直ちに検査すべきですが、無症状であれば健康診断や人間ドックで毎年便潜血反応(大腸癌検診)を行い、陽性であれば大腸カメラで検査すべきです。

ポリープ切除について

胃や大腸の粘膜表面から突出した隆起をポリープと呼びます。この中には将来癌化する可能性が高いタイプもありますので、早めに切除する必要があります。進行癌には至らず比較的小さなポリープの状態であれば内視鏡的に切除することが可能です。具体的には、内視鏡を覗きながら鉗子やワイヤーを使って電気メスの要領でポリープを切除します。

ピロリ菌の除菌について

ピロリ菌は胃の粘膜に住み着きやすい螺旋状の細菌です。ピロリ菌の感染によって胃粘膜の萎縮が生じ、その後慢性胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、さらには胃癌の原因となります。このピロリ菌を除菌することで慢性胃炎や消化性潰瘍の再発予防が可能となり、胃癌の発生率は概ね半減すると言われております。

除菌にあたっては、胃酸の分泌を抑制する薬剤と、2種類の抗生剤を1週間服用します。一度の除菌では除菌できない場合がありますので、初回のピロリ菌除菌療法を行ってから1か月以上経過した後に判定し、再度、除菌を行うこともあります。

医院概要

医院名
医療法人とよた医院
診療内容
内科・胃腸科・外科・肛門科・小児科・乳腺外来・予防接種・健康診断
院長
豊田 悟
資格
医学博士
日本外科学会認定医
住所
〒248-0005
鎌倉市雪ノ下1-9-21 トウセン鎌倉ビル2階
TEL
0467-61-2963
最寄駅
JR「鎌倉駅」より徒歩8分
平日13:30~14:00は予防接種の専用枠です。
休診日:木曜・日曜・祝日
診療時間 日祝
9:00~12:00
14:00~17:00